【8th.SHOP紹介】 12.Scandinavian Living / インテリア/デンマーク
初めて参加させていただきます「スカンジナビアンリビング」です。 デンマークのインテリア、建築を日本へ発信、輸入販売しているデンマーク企業です。
今回はいくつか出品させていただきますが、中でも是非ご紹介したいのがこちらです。 デンマークデザインの巨匠、ハンス・J・ウェグナーの「ラストダイニングチェア」 デンマーク家具の魅力は、素材が美しく、シンプルで時代を超える洗練されたデザインですが、特にウェグナーのデザインは人間工学的に座り心地を追求し、その構造は何時間かけていても身体に負担がないように綿密に設計されているのが特徴です。
「椅子は人が座るまで椅子ではない。」
という言葉を残したウェグナーは、愛でるデザインではなく、細部まで計算され尽くし、
それ故どんな体型の人でもしっくりと心地よく支えてくれる構造になっています。
NYのMoMAの常設展示場にも展示されている「ザチェア」は元ケネディ大統領が選挙前テレビ討論で掛けた後、当時腰に悩みのあった彼が
「これぞ椅子の中の椅子、ザチェア!」との言葉を残したほどですが、
この「ラストダイニングチェア」は生涯500種類以上の椅子をデザインしたウェグナーの最後のデザインとあり、集大成とも言える、彼の全ての経験の詰まった設計となりました。
その驚くほどの掛け心地を、是非会場でお試しいただきたいと思います。
会場では、デンマーク家具特有の仕上げ「ソープ仕上げ」のお手入れデモンストレーションもしたいと思います。 お手入れしていただくことによって、木が生きてきた年月(150~200年)は使われる家具を作りたい、というデザイナーとメーカーの想いをお伝えしたく、新品同様に蘇るソープ仕上げの魅力をご覧いただきたいと思います。
また、デンマークのデザイナー兼建築家として世界的に著名なアルネ・ヤコブセン(1902-1971)の作品「タンチェア」と「モスキートチェア」も目玉商品のひとつ。 1955年にヤコブセンが設計した小学校(デンマーク)の為にデザインされました。 初期の生産は短期間でしたが、ヤコブセンの設計の美しさ、強度、高品質素材が、正確なHOWE(ハウ)社によって実現し、2013年より再生産が開始されました。 シンプルな構造の美しさは、ビンテージで高値がつくほど人気があり、チェアデザイン愛好家念願の復刻生産です。
是非この驚くほどの強度のあるヤコブセンのこれらチェアと、美しいデザインの広島初登場をお楽しみに。
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